霧島連山きりしまれんざん
宮崎・鹿児島両県にまたがる霧島(きりしま)は、日本で最初に指定された国立公園です。霊峰「高千穂峰」をはじめ、最高峰の韓国岳(標高1700m)、活火山の新燃岳、御鉢などがあり日本百名山、日本百景の一つとして多くの観光客が訪れます。
また、日本でも有数の多雨地域であり、年間降水量は4,500ミリメートル以上に達し、活火山と豊富な水量で周辺地域は多くの温泉施設があります。
小林市は雄大な霧島連山を望むことが出来、その自然の恩恵を受けております。
生駒高原いこまこうげん
小林市のシンボルの花は「コスモス」。生駒高原は、霧島山の麓に広がる広大な高原です。霧島のなだらかな裾野に広がる中腹(標高550m)付近に位置し、南東にひなもり岳・南西に韓国岳甑岳・北西に小林などの西諸盆地その奥は九州山脈という雄大な場所であります。
自然のロケーションに加えて四季を彩る花、自然と人間の作った花畑が調和して抜群です。
春には35万本の菜の花、初夏には25万本のアイスランドポピーの花々が、秋には100万本の赤、白、ピンクの色とりどりのコスモスが高原一面を染めつくします。
出の山-湧水-いでのやま-ゆうすい-
全国名水百選に選ばれた霧島連峰からの湧水豊富な場所です。毎秒1tという豊富な水量を誇っております。また、出の山は小林市の水源地の一つでもあります。小林市には山と水に恵まれていることから温泉も点在し、人々を癒してくれます。
出の山-ホタル-いでのやま-ほたる-
小林市のシンボルでの昆虫は「ホタル」。全国名水百選に選ばれた霧島連邦からの湧水の恵みを受けて、「ふるさといきものの里」に認定されているこの土地ではゲンジボタルが知られています。
ホタルの乱舞が小林市の初夏の風物詩として親しまれております。
牧場の桜まきばのさくら
小林市のシンボルの花木は「桜」。牧場の桜並木は1908年(明治41年)に開設された国立種馬所(しゅばしょ)の軍馬補充部小林分厩(ぶんきゅう)所が、桜を植樹したのがはじまりで、50年前頃は九州一の桜の名所でありました。
門司鉄道局(現在のJR九州)が花見列車を仕立てた程の盛況ぶり、桜の時期は40万人の人出で賑わったといいます。現在は約3キロにわたり約1000本の桜並木で満開時には桜のトンネルが出来ます。
背景に霧島の山々を従えた「牧場の桜」はとても見事です。
小林市-星-こばやしし-ほし-
環境庁が行うスターウォッチングコンテストにおいて「星のふるさと日本一」に5回選ばれたほど星空が綺麗な小林市。
生駒高原には観測ドーム、プラネタリウムもあり小林市の夜空を堪能出来ます。